ピラティスの心身を整える効果「効率的に姿勢を改善する方法」
最近、”年齢とともに姿勢が気になるようになってきたわ。痛みや凝りも姿勢が関係している気がするんだけど、体幹を鍛えるといいのかしら
40代のえい子さん
えい子さんのようなお悩みがきっかけでピラティスを検索される方が増えています!体幹を鍛えるエクササイズはほかにもありますが、ピラティスがなぜ姿勢の調整に良いのか、今回は解説させていただきますね!
ERI
読んでわかること
●どうしてピラティスが姿勢の改善に効果があるのか
●現代人の姿勢に合わせたエクササイズの順番
●何から始めればいいのか
ピラティスが姿勢の改善に効果的な理由
ピラティスがカラダの使い方や、姿勢を変えたい人に有効な理由
それは筋や、関節を本来の理想的な位置、動き、に変えていけるよう
動かし方を修正しながら動くエクササイズだからです
例えば
☑腕を動かすときに骨盤はどうするのか
☑胸や肩甲骨を動かすときに、首はどうしたら負担がかからないのか
☑カラダをひねるときに背骨はどう動くのか、などなど
※そのうち無意識にできるようになりますが!
現在では、科学的根拠がどんどん出てきており、医療現場や、アスリートのパフォーマンスアップにも使われています
リハビリから始まったピラティスさんのストーリーはこちらでまとめています(^^)/
https://serene2020.jp/about-pilates/pilates-story/
エクササイズの何がいいの?
どうしてピラティスのエクササイズが筋や、関節を理想的な位置、動きに調整できるのでしょうか
それは、ピラティス専用に作られたマシンや小道具が、押す、引く、握る、抵抗する、伸びる、牽引する、ねじる、回すなど
姿勢のコントロールに必要な、様々な感覚の刺激を与えてくれるからです
日常生活で、なかなかやらなくなった動作ですね
その感覚の刺激により、筋や関節、姿勢をコントロールする司令塔である脳を活性化されていき
自分の中心や姿勢のコントロールが制御できるようになっていくわけです
便利な世の中で運動量、動作がすくなくなっている
もしも
全然歩きません~
スマホやPCなどデバイスに向き合い、ずっと座っている時間が長すぎると
筋肉や軟部組織への血流が減ってしまいます
血液に酸素は流れてくるので、カラダは酸素が足りていない感じ
脳は血流の低下、カラダの状態が危険、脅威だと判断すると
カラダ&心も緊張モードから抜けだせなくなってしまいます
呼吸を行いながら人に必要とされる動作をマシンや小道具を使い、動いていく
そして動かし方を意識し、集中するピラティスはまさに、心とカラダにアプローチする運動といえます
効果を上げるピラティスの取り入れ方
カラダに良さそうなのはなんとなくわかったけど、誰でもできるの?例えば、どんな風にやるいい、とかあるの?
40代えい子さん
基本的には、重篤な疾患や診断をうけておられないかぎり
老若男女問わずどなたでもできます
セリーンには、30代から7,80代のお客様まで幅広く通われておられます
これから、セリーンが考える、効率良く姿勢を調整するための4つのステップをご紹介します
様々なやり方がありますので、一つの考え方としてお読みいただければ幸いです
4つのステップで取り組むのがおすすめ
効率良く効果を出す、最初のステップ
それは
背中の筋緊張を抜くこと
力むのは簡単ですが、力を抜いてリラックスしようとしてもなかなか難しいもの
ましては、運動を普段しない、という方は余計カラダはこわばりがち
現代人の姿勢の多くは、猫背と反り腰が組み合わさり、頭が前に出てしまう方が多いです
背中は丸いが、腰は反っている
横から見ると、ろっ骨と骨盤が向かい合わず、開いたハサミのような姿勢から
「オープンシザーズシンドローム」と呼ばれています
え、私はどうだろうと思われたら
ぜひ背中を壁にあててみてください
みぞうち、腰の後ろがスカスカに空いている場合は
上記の姿勢の可能性が高いです
この姿勢は、後ろに反り背骨を圧縮する力が強い状態
そのまま、後ろ側の緊張を抜かないまま丸める力を加えると
背骨には、丸める力と反る力、両方の圧縮の力が加わり
痛みを感じやすくなります
ピラティスでは、頭や手足を除いた長方形の体幹部のことを「パワーハウス」と呼びます
このパワーハウスの中には①胸(胸郭)と②背骨、そして③骨盤があります
もしも、この3つの向きがずれていると、体幹部を安定させること、腰部を守ることはなかなか難しいでしょう
だからこそ3つの配列を適正化するために
反って緊張しているところを緩め、動く準備をする
これが最初のステップになります
ステップ2 背骨を丸めたり反らせたりできるコントロール能力を高める
ステップ3 片足に体重がきちんと乗ったときにカラダがブレない(前額面のコントロール)
均等に両足に乗って立つ
当たり前のようで実は、難しい
どちらかに寄りかかるように立つのではなく
両足→次に片足に体重がきちんと乗れるように安定性を出すこと
これがキレイに歩くための歩行のトレーニングにつながっていきます
ステップ4 体幹を安定させた状態で、手足が動かせること
ピラティスの多くのエクササイズがこれに当てはまります
毎日10分でも取り組む
スタジオでレッスンを受けていただくと、ほとんどの方の姿勢や何かしらの変化を感じます
でも、日常生活に戻るとまた元の状態に戻ってしまう
なぜなら、スタジオでカラダが反応しても
カラダに適応、沁みついていないからなんですね
自分のものにするには、反復練習が必要!
良かったら1日、5分、10分でもぜひ取り組んでみてください
少しづつ時間が伸びていき、やるとカラダの調子がいい!となりますよ(^^)/
まとめ
ピラティスは現代人の姿勢からくる不調を整えるのに有効な理由
それは、ピラティス専用に開発されたマシンや小道具がカラダに必要な様々な感覚、動きの多様性を引き出してくれるから。でした
人って、動きの経験が豊かであればあるほど、脳は活性化します
脳が健康でなければ、姿勢をコントロールする、また痛みを抑制するのはなかなか難しい!ということですね!
ピラティスの取り組み方としては
現代人の姿勢の特徴、猫背&反り腰&運動不足からくる
カラダの緊張のモードを一度、OFFにすることから始めること
そしてすこしづつでも毎日頻度良く行ってみると変化と効果を感じやすいということでした(^^)/
あくまでも一つの考えとして、参考になれば幸いです
それではまた(^^)/
ERI