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船橋 津田沼 パーソナルトレーニングピラティススタジオ

モビリティとスタビリティ

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SERENE ピラティス&コンディショニングスタジオ | 船橋市田喜野井マシンマンツーマーン パーソナルトレーニング 津田沼、京成大久保、薬園台、幕張本郷近く
この記事を書いている人 - WRITER -
ピラティス指導歴14年。 会社員から転身、2010年からピラティスに関わり始め、BasiPilates、PHIPilates両団体での経験を積む。また、パット・ガイドン・ピラティス・コンサバトリー、現在はPilates as Conditioningで、養成講師活動中。 都内ピラティススタジオにて、のべ2000名以上の方々へパーソナル、グループともに指導。 活動の幅を広げ、アメリカンフットボールチームとのコラボレーションや、経営者向けのオフィスピラティス、化粧品メーカーの会報誌でのエクササイズ監修なども手がける。 私生活では3人の子育てに奮闘中。 指導の信念は、ピラティスのエクササイズを型として行うのでなく、 お客様が何を求めているのか、そのために現在のからだの状況を確認し、最適な方法を提供すること。 効果的にコミュニケーションを取り、理解しやすい指導を行うことを心がけている。 「カラダが動ける事で、日常が豊かに、前向きで元気な人生を!」を掲げ 2020年、幼少期から育った、地元船橋、田喜野井にスタジオをオープン。
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セリーンピラティスのERIです(^^)/

「動かすことが苦手」な方

スタジオに来られる方の多くは、 「首や肩が凝る」「寝ても体が休まらない」 そんなお悩みを抱えています。

特にデスクワーク中心の生活の方は、1日の大半を座って過ごすことで、体を動かすこと自体が苦手だったり億劫になってしまっているんですね。

だからこそ、まず大切にしているのは、
「自分がどんな姿になりたいか」という目標と、
「今の体がどんな状態か」という現状のギャップを一緒に整理すること。

セッションでは、客観的に評価をして「見える形」で体の変化を確認していきます。


写真や動画などで現状を把握すると


「どんな動きのパターンを変えていけばいいのか」がお客様が確認できるので
前向きにプランを組んでいくことができます。

痛みの背景にある「本当の目的」

「首が痛い」「背中が張る」などの体の不調の裏には、
実はもっと深い想いが隠れています。

💭 「カラダの痛みや不安を解消して、自信をつけたたい」
💭 「体が元気になって、家族との時間をより楽しみたい」

こうした、”自分らしく動ける毎日を取り戻したい”という願いが、多くの方の中にあります。


ストレッチをすれば良くなる、と思っている方も多いのですが、本当に必要なのはその先なんですよね。

本来あるべき可動域(モビリティ)を整えて、
そのうえで自分の力でその動きをコントロールする(スタビリティ)。
この2つが合わさり、初めて「自由に動ける体」になっていきます。


モビリティとは?

モビリティとは、「関節の可動域内でスムーズに動く能力(動きの質)」のこと。


ただ柔らかいだけではなく、その範囲を「使える動き」として持っているかどうかが大切です。

筋肉や関節の柔軟性が低下していたり、動きにぎこちなさがあると、モビリティの低下により「体が硬い」「動きづらい」と感じるようになります。

モビリティを高めるには、ストレッチやマッサージで動ける範囲を広げながら、その範囲をスムーズに使えるように練習していきます。


スタビリティとは?

一方のスタビリティとは、自分でコントロールして動かす力

“安定”と聞くと「固定する」イメージかもしれませんが
実際は必要なときに、必要な場所をしっかり支えられる力のこと。

腰痛を例に考えてみると

たとえば、腰が痛い方の中には、腰椎や骨盤帯が不安定なまま動いてしまうケースが多く見られます。

足を動かすときに、腰まで一緒に動いてしまうと、腰が動きすぎて痛みを引き起こしてしまうんですよね。

だからレッスンでは、なぜそうなっているのかを評価を通して確認していきます。

「今の体はこういう状態だから、ここで腰が動いてしまう」
ということを本人が理解できると、「痛いからダメ」ではなく


「この動き方を整えれば変わる」という前向きな気づきにつながります。

モビリティとスタビリティの関係

この2つは、切り離せない関係にあります。

モビリティが低いと…

  • そもそも動かせる範囲が狭い
  • 代わりに他の部位が過剰に動いて痛める
  • 例:肩が硬いから、腰を反って物を取る

スタビリティが低いと…

  • 動く範囲はあっても、コントロールできない
  • 不安定なまま動くので、ケガのリスクが高い
  • 例:股関節は柔らかいのに、腰痛がある

つまり、「動ける範囲をつくり」「その範囲を使いこなせるようにする」ことが必要です。

動かしたくても動けない、その背景にあること


「体を変えたいけど、面倒くさくて動きたくない」
そんな気持ちを持つ方も少なくありません。

でも、その背景には、”自分に何が必要なのか”や”今の体の現状”を知れていない事があります。

だからこそ、お話を伺いながら、
「なぜ今この動きをするのか」を一緒に整理していくことを大切にしています。

SERENE ピラティス&コンディショニングスタジオ | 船橋市田喜野井マシンマンツーマーン パーソナルトレーニング 津田沼、京成大久保、薬園台、幕張本郷近く


肩が痛いから肩だけ動かす、腰が痛いから腰を揉む——
ではなく、体を動かすうえでの基礎(モビリティ×スタビリティ)を整えること。
これが、動ける体づくりの根っこにあります。


コンディショニングとは、怪我を予防すること

SERENEが大切にしているのは、コンディショニングという考え方です。

コンディショニングとは、未来の怪我の予防

動作のキャパシティ(動ける範囲や質)が広ければ広いほど、体は動きやすく、怪我のリスクも下がります。

たとえば、肩の可動域が狭いまま重い荷物を持ち上げようとすると、腰や首で無理に代償してしまう。



でも、肩がスムーズに動けば、体全体で負担を分散できます。

だからこそ、調子の良い状態を作るため、そしてその状態を保つために、コンディショニングが必要なんですよね。

モビリティとスタビリティを整え、動けるキャパシティを広げていく。



それが、怪我をしない体づくりの土台になります。


「動ける体」をつくるために大切にしていること

SERENEに通ってくださる方の中には、
「ここに来てから整体やマッサージに行かなくなった」という方がとても多いです。

それは、ストレッチをして”楽になる”だけじゃなくて、
その動きを自分でコントロールできるようになっていくから。

とはいえ、ここが一番難しいところなんですよね。
ストレッチで動ける範囲を広げることはできても、それを「使える動き」に変えるには練習が必要です。

だからこそ、SERENEでは次の点を大切にしています👇

✓ 立って動ける体であること
✓ 3つの面(前後・左右・回旋)で立体的に動けること
✓ モビリティ(動く範囲)とスタビリティ(支える力)の両立
✓ 一部ではなく全身を連動させて動くこと
✓ ゆっくりだけでなく、速い動きにも対応できること

(参照:Rbody Academy  SOAPコース コンディショニングの原理原則)



こうした動きを通して、お客様が「今の自分に何が必要なのか」を理解して、エクササイズの必要性を実感しながら続けていく。

それがSERENEの目指すコンディショニングです。





おわりに:体を整えることは、自分を知ること


体を整えることは、「動けるようになる」だけではなく、
“自分を知ること” でもあります。

自分の体の様子を観察する時間を作ることができるようになると


少しずつ「心の余裕」も生まれていくんですよね。

そして、これって運動だけの話じゃないと思うんです。

自分の調子の良い状態を知ること、そして、そこにもっていけること。

これって、仕事でも、人間関係でも、メンタルの調子でも、すべてのことに共通すると思いませんか?

自分の「ちょうどいい」がわかっていて、そこに戻す方法を知っている。

それができるようになると、体も心も、もっと軽やかになっていきます。


発信する言葉も変わっていくかもしれませんね(^^)



それではまた(^^)/

この記事を書いている人 - WRITER -
ピラティス指導歴14年。 会社員から転身、2010年からピラティスに関わり始め、BasiPilates、PHIPilates両団体での経験を積む。また、パット・ガイドン・ピラティス・コンサバトリー、現在はPilates as Conditioningで、養成講師活動中。 都内ピラティススタジオにて、のべ2000名以上の方々へパーソナル、グループともに指導。 活動の幅を広げ、アメリカンフットボールチームとのコラボレーションや、経営者向けのオフィスピラティス、化粧品メーカーの会報誌でのエクササイズ監修なども手がける。 私生活では3人の子育てに奮闘中。 指導の信念は、ピラティスのエクササイズを型として行うのでなく、 お客様が何を求めているのか、そのために現在のからだの状況を確認し、最適な方法を提供すること。 効果的にコミュニケーションを取り、理解しやすい指導を行うことを心がけている。 「カラダが動ける事で、日常が豊かに、前向きで元気な人生を!」を掲げ 2020年、幼少期から育った、地元船橋、田喜野井にスタジオをオープン。
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