無痛分娩とはその費用や時間、体験レポート
私事ですが、我が家には3人の子供がおります。
ありがたいことに、3人とも違う産み方を選ぶことができました。
今回は、里帰り出産で産院選び、産み方についてご質問を頂いたのでちょっと思い出しながら、私の分娩体験について!
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これから、出産を迎えたり、いつか赤ちゃんが欲しいな、と
思っておられる方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに1人目の出産は12年前で自然分娩。
こちらは一般的な産み方でしたので、今回は3人目で選んだ計画&分娩無痛分娩について。
計画分娩ってなに?
何計画って!
帝王切開とは違うの?!と聞かれますが、少し違います。
産みたい日にちを決めて、お腹を切らずに産む出産です。
どうやる?
<エムハヤシダブルバルーンという風船を挿入し、収縮剤を点滴でおとしていきながら子宮口をひらき出産をすすめるという方法です
初産の方と比べると経産婦さんは身体が陣痛を覚えているらしく、初めてのお産でも自然分娩より進みは早いケースが多いと言われています。
分娩当日の流れ
私は2人目でこの方法を選びました。バルーンは使いますが麻酔はナシ。
この時点で、生理痛より重たい鈍痛がくる
出産にかかった時間と費用
母子手帳には陣痛が始まって4時間とありましたが
本格的な痛みが来てからは2時間弱に感じました。
初産婦の方と、経産婦さんでは結構時間の幅があるようです。
費用は産院によって異なりますが
分娩費用(これも市町村で違いますが)プラス1万2千円!!
私が選んだのは
千葉県習志野市にある松信ウィーメンズクリニック
ご飯が美味しくて有名です(*‘∀‘)
やって良かった点
①いつ来るか分からない陣痛の不安がない
日にちや時間が決まっているのでそこにしっかりと準備しておくことができます。収縮剤をつかうので痛みの流れはやや早めにはなります。
私の場合、長男に37時間かかったという痛い体験があり
なるべく早く、赤ちゃんと夕方前には逢えるかもしれないというのは選択の大きな理由の一つでした
②上の子の段取り
上の子の学童や習い事のお迎えなど日程がわかっている分、夫の仕事調整もしやすかったので、当時とても助かりました
③誕生日が選べる
うちの場合、お兄ちゃんと真ん中の子がぴったり一カ月違い!
名前はお兄ちゃんが決めて、とても想い入れがあるようです
考慮する点
①自然な陣痛、赤ちゃんが出たいタイミングを望む人もいる
②収縮剤を使うことに抵抗がある
で、本題の3番目の娘で経験した無痛分娩について
無痛分娩って本当に痛くないの?
無痛分娩とは
無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)とは麻酔薬を用いて陣痛の痛みを軽減して出産する方法です
でもよく、無痛分娩でも痛かった(涙)なんて話を聞きますよね。
選び方としては
①自然陣痛が来て、痛いまま病院に到着後麻酔を打つのか②痛くない状態で計画分娩(バルーンを入れて)&痛みそうなころに麻酔を打つのか
で痛みの時間は違うと思います。
私が選んだのは、計画&無痛分娩。
これね、ほんとにほんと―に楽でした!
麻酔が効いてくるとお腹の張りは感じますが痛みはありません。
正直、自然分娩の痛みと比べたら100分の1!!
信じられない!!
最初のこの痛みだけでいいんですか。という感じで夫と何度も顔を見合わせました。
※もちろん これは私の主観です。
無痛分娩の流れ
※でもまだまだ耐えられる感じ。
声が出ないほどの痛みが来ることをわかっていたのでもう少し大丈夫と助産師さんに伝えました。
よく皆さんが不安に思うのが、いつ麻酔を打ってもらえるのか、というところ
病院によってもやり方もかなり違うようですが、
私の場合はお昼前子宮口5センチ弱で麻酔注射となりました。
エビの様に丸くなって背中に打ちます。
ズギュン!! という言葉がぴったり
ぐいぐい背骨の中を強い圧で押されるような
管の中を何かがすっーと流れていくのが分かる、そんな感じ
トイレは?
しばらくすると足先がしびれてきて
何とかトイレには行けるが、その後はカテーテルで採尿。
本来ならバタバタ忙しい流れのはずが、無痛分娩は全く痛くないので笑顔で会話が行き交います。
子宮口は全開大になってもいきまないと赤ちゃんは出てこないようで
助産師さんも落ち着いて
穏やかな雰囲気のまま分娩台へ。
費用
分娩費用+10万円
※産院や、部屋、土日を挟むかで値段は少し違います
やって良かった事
①とにかく痛みがまるで違うので体力消耗がない為カラダがすっごく楽!
②会陰切開の傷が楽!
③疲労困憊せずに済むので心のゆとりがある
考慮する点
①麻酔の副作用が100%ない、とはいいきれない
②事故の事例もあるため、麻酔科医がいる産院をしっかり選び、相談する事
リスクもゼロではないし、前日は麻酔が効かなかった夢を見るほど緊張して寝れませんでした。
けれど、母子ともにお産が長引くリスク、ダメージもあると言います。
日本での無痛分娩シェア率はまだまだ低く、意見は様々です。
けれど痛みを経験しなくとも、今までお腹の中で育て、産み出し
ここから毎日抱っこして、ママも赤ちゃんも一緒に成長してく。
どんな出産方法であれ、そこに変わらない愛情は変わらないですよね。
私の場合
お姉ちゃんの赤ちゃん返りにも
しっかり向き合う体力を取っておくことができました。
コロナで心配が続きますが、
妊娠中のお母さんが少しでも穏やかに今の時期を楽しみながら過ごせますように!
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今度(^^)/
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