毎日悩む首肩こり…見落としがちな姿勢のチェックポイントとは?
こんにちは
セリーンピラティスのERIです(^^)/
今日は、首肩コリに悩む方が多く見られる「頭が前に出る姿勢」の解消には
どこから整えた方が良いのか、についてお話しします。
ふと鏡を見て、自分の姿勢に驚いたことはありませんか?
頭が予想以上に前に出ていて、肩が丸まっている…そんな姿勢は、できるなら直したいですよね!
首を支える筋肉は
鎖骨、肩甲骨、背骨、肋骨(胸郭)にくっついています。
頭が前に出るなど、姿勢の悪さの影響でこれら土台となる位置がずれると
頭(頭頸部)を支える筋肉が正しく機能しなくなるため、首肩コリの原因となります。
背骨とろっ骨(胸郭)アライメントの重要性
背骨の形はじつは非常に重要です。
本来、背骨は自然なS字カーブを描いており、胸の部分はややカーブしています
「猫背」と聞くと、胸(胸椎)丸くなった状態をイメージするかもしれませんが
実際には、カーブの位置がずれ、腰が極端に反っているケースをよく見ます
首や肩こりがある場合、まず最初に
首を支える役割を持つ背骨や肋骨(胸郭)の配列や動きを整えることが大切です。
インストラクターの方であれば、背骨や、胸郭、肩甲骨の位置のずれを確認する評価方法を学ぶことは改善プログラムを組むうえでとても役に立ちます。
一般の方であれば、第三者の視点でご自分の背骨や胸郭がどうなっているのか、姿勢を確認してもらうことが首コリ改善の第一歩です。
ここからは、肋骨(胸郭)の位置ずれることで、具体的にどんな影響があるのかを解説していきます。
ご興味がある方はぜひ(^^)/
肋骨のアライメントと呼吸の関係
安静時呼気の80%を担っている横隔膜は肋骨の内側からドーム状に腰の骨についています。
そのため胸郭のアライメントが崩れると、横隔膜が正常に機能しにくくなります。
その結果、首周りの呼吸を補助する筋に頼らざるを得なくなり
呼吸がしにくかったり、首や肩の筋肉が常に緊張した状態が続きます。
これが、首コリや肩コリの大きな原因の一つです。
首の位置を正すことも重要ですが、それ以上に胸郭の位置を整えることが必要なのはそのためです。
胸郭を適正な位置に戻すことで、横隔膜が本来の機能を取り戻し、首や肩の緊張が解けるため
首コリの改善に大きな効果があります。
肩甲骨と胸郭の関係
肩甲骨は胸郭の上に乗っています。
胸郭のアライメントが崩れると、肩甲骨の動きがスムーズにいかなくなります。
肩甲骨の可動域が制限されると、肩や首の筋肉に負担がかかり、首肩コリが悪化します。
肩甲骨を動かすことも大切ですが
肩甲骨が自然に動くための「土台」である胸郭のアライメントを正しく整えることがさらに重要です。
胸郭のアライメントを整えることで、肩甲骨が本来の機能を発揮し、首肩コリの改善に繋がります。
まとめ
首肩こりの改善には、背骨や、肋骨(胸椎)を正しい位置に戻す事が大切、というお話しでした!
次回は胸郭のアライメントが崩れるとはどういうこと?についてまたお話ししたいと思います。
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それではまた!
セリーンピラティス
ERI(^^)/