脳と姿勢の関係について
こんにちわ(^^)/
セリーン・ピラティスのERIです
今回は、姿勢改善には避けて通れない、脳みそとの関係について
なんとなくわかるような、でもピンとこないような(笑)
ところが知れば知るほど、こりゃ大事だわぁ~と感動
勉強し始めたばかりですが、アウトプットの一つとして書きたいと思います
姿勢改善のアプローチはここ10年で変わってきている
私が、学び始めた12年前は、ピラティスの団体にもよりますが
不良姿勢にはこういうパターンがあって
○○筋が強くて、○○筋が弱いから鍛えたり、ストレッチをしましょう!
それに効くピラティスのエクササイズはこれです!!
という流れで勉強しました。
ピラティス氏は、約100年も前から
フィジカル(physical)フィットネス※「肉体的」「身体的」あるいは「身体面」の意味で用いられる語。
心身のフィットネスを追求する手段として伝えていました
時代を超えて、科学的研究とともにピラティスが発展し続け
誰かが繋いでいくって凄い事だと思います
現在は、健康志向が高まるとともに、呼吸や脳、神経系が、姿勢や心にどう影響するのか
多くの研究があり、たくさんの文献や学術書が出されています
ピラティスのエクササイズを、エクササイズとして行うのもとっても良いのですが
それに加えて
今の時代だからこそ解明されてきた、心と体の科学的な根拠を知りながら
脳やせき髄(中枢)と、末梢(筋、骨格)
両方からのアプローチとしてピラティスを使えたら
そこを理解したうえでトレーニング指導ができたら
調子のいい状態を維持するコンディショニング方法として
もっとお客さんの役に立てるんじゃないかな、と思い学び始めたのがきっかけです
現代人の姿勢
ピラティススタジオに来る方や、町で行きかう人を観察していると
現代人は反り腰&首猫背で頭が前に出る姿勢の方がとても多いですね
この姿勢はうち巻き肩や、二の腕のたるみ
首の後がポッコリ出ていたり
下っ腹が出ちゃう、などなどお悩みがあります
背中の上は猫背で凸になりやすく
腰は凹で反りやすいため、腰痛や背部痛など感じる方が多いです
この姿勢を、筋や関節が原因、と分析してみると
●広背筋や、脊柱起立筋の緊張が強く
重心位置がずれるため、ふくらはぎやモモの前、外側など下半身の筋緊張も強くなり
●腹横筋や腹斜筋などが機能低下を起こしているため、体幹の前側の筋は弱く、骨盤の位置がずれてしまう
●胸鎖乳突筋や斜角筋などの首周りの筋肉が過緊張をしている
などなど
だから、こういう姿勢になる
と考えられますが、違う観点から見てみるのも面白いです
姿勢と脳とのつながりで考える
筋、骨格の影響で姿勢が悪くなるのではなく
脳の機能が衰えることで、神経系に機能不全が起こり、カラダは反りや、曲がりを制御できなくなる
そこから姿勢の変化が起き、カラダの不調や心の不調も起こるという、考え方
ライフスタイルの変化やコロナの影響もあり、活動量や運動量が減っている& スマホやPCなどに触れ座っている時間は増えているのに、睡眠時間は減っている
という流れが考えられます
例えば
認知症予防には前頭葉を活性化させるような脳トレがありますね!
カラダを動かさないと、脳も衰えていく
すると姿勢も変わっていくって、なんだか興味深いですよね!
世界で一番座っている時間が長い国民
そして世界で一番、睡眠時間が短い国民=日本人
ピラティスのエクササイズを通して「感覚」に刺激を入れるエクササイズのバリエーションを
恩師のところで7月学んできました
ピラティス・アズ・コンディショニング
オンライン&オフラインで学ぶ教育サイト
https://pilates-as-conditioning.com/
僕、感覚鈍いから~運動苦手なんだよね~そもそも、感覚って良くなるのカメェ?
かめ吉
私も、運動音痴で、感覚悪い~って思っていたんだけど、「感覚」の種類を豊かにすることは大人になっても遅くはないし、運動の上達にも、姿勢にもとっても大事なんだよ!
ERI
ってことで、次回は感覚ってそもそも何なの?について。それが良いとどうなるの?についてまとめたいと思います
それではまた!