どうして腰が痛くなる?ピラティスで体幹力を
もうすぐ11月
少し冷え込んできた、この頃ですがいかがお過ごしでしょうか
最近は、ぎっくり腰を数回、経験され
ピラティス体験にきてくださるお客様がとても多く
こんな風に動く癖があると、再発しやすいです
とお伝えすると
皆さん、あぁぁぁ~それはイヤだ!と頑張って集中してくださいます (笑)
いまや、日本人の最大疾患
腰痛
今回は、痛みを感じる人と、そうでない人の
身体の使い方のちがいについてです
腰と、骨盤のグラグラ
色々な原因が腰痛にはあり
骨の変形や、神経症状など様々ですね
その原因の根本は
腰と、骨盤がグラグラと不安定に動くこと
時計のねじや、蝶番の扉
何度となくテストを重ねて、耐久性を調べ、製品化されています。
もし、そのテスト中にネジや歯車が、ほんの少しズレていたら
それが繰り返されることで、変な音が出るようになったり
歯車どうしを擦って削れてしまうかもしれません
時計のネジやドアは取り換えれば、どうにか修理できますが
私たちのカラダは、そう簡単にはいきません
グラグラが繰り返されることで
小さなズレからぎっくり腰や、慢性の腰痛、疾患につながるかもしれません
骨盤と股関節は切っても切り離せない存在
家のご近所付き合いはある程度、うまくいきたいのと同じように
股関節と腰、ご近所である隣接する関節は調和して動かせる必要があります。
どんな動きだと腰痛が起こる?
腰と、骨盤がいつ、どのくらい動いているのか、調べました。
Scholtes et al.2009
結果
腰痛患者は早い段階で
足を動かすときに骨盤が左右にグラグラしたりいる事が分かりました。
その差は1度。0,12秒。
ミクロレベルのグラグラが、繰り返されることで痛みにつながるという研究です。
腰を曲げて、重いものを持つ、ねじるは危険!
こちらは、背骨に対して、どんな姿勢が一番圧がかかるのかを表した図です
一番、背骨に負担がかかり、髄核へ圧がかかるのは
しゃがんで、腰が丸まり、重たいものをもっているとき!!
重たいペットボトルケースを持ち上げたら
お庭で草むしりをするのに、かがんでいたら
お子さんを抱きかかえたら、その拍子にグキっと!!
という経験はおありかもしれません
腰は丸めたり、反らせたりしないための体幹力と
股関節周辺の筋力が必要になります
ピラティスをすると、なぜ腰痛が改善するのか
ピラティスは、負傷兵へのリハビリから始まった背景があり
ダイナミックなトレーニングに必要とされるアウターマッスルだけでなく
姿勢や健康な状態の維持の為、必要なインナーマッスル
体幹の筋力を鍛える特徴があります。
長時間歩いたり、在宅ワークでも、重力に負けない身体作りには、深層のインナーマッスルが働くことが必要です。
体幹グラグラさせず、しっかり立つためにお尻の筋力をつけるエクササイズ
ピラティスの特徴であるニュートラルポジションについては後ほどの動画を
確認してみてください。
このエクササイズは、腹筋の力を抜かずにお尻を使うエクササイズ。
背筋群も働きます。
歩いていると、腰が痛くなる方は
腰を反らさずに股関節の使うこのエクササイズを練習するといいでしょう。
臀部の筋力をつけてあげる必要があります。
- 内ももにはボールを挟み、肩は丸まらず開いておきます
- 腰の後ろには手のひら半分のスペースがあるのが理想です
- みぞうちの裏は、息を吐き沈めておきます
- 恥骨をお顔の方に引き寄せるながらお尻を持ち上げます。
- 腰は反らさずお尻と内ももで身体を持ち上げます。
理想的な立ち姿勢のチェックはこちらを確認してくださいね!
寒くなる季節ですが、ピラティスで身体をホカホカ温めましょう!!
Move better, live better!
よりよく動き、よりよく生きよう!
セリーンピラティスでは、自宅でできるエクササイズ配信をしています。
お得なクーポンもありますので、ぜひラインでお友達追加お待ちしております!